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KI.・NA・RI

◎菜園初心者のソボクなぎもん

土壌を作るのに使う、苦土石灰、有機石灰、消石灰の違い
http://www.h.chiba-u.ac.jp/soudan/dojyo/sekkai.htm

石灰質肥料は石灰岩に由来する炭酸カルシウム(CaCO3)が
主原料であり、これを高温で焼くと生石灰(CaO)になります。
さらに生石灰を水と反応させると消石灰(Ca(OH)2)ができます。 
これらが石灰質肥料の主たるものです。
カルシウムは植物の必須栄養素ですが、
養分の供給というよりは土壌の酸性度を矯正する目的で大量に使用。
酸性土壌の多いわが国では、重要な土壌改良剤となっています。

苦土石灰は苦土(マグネシウム)を含む石灰岩から作られたもので、
苦土炭カルとも呼ばれます。これはマグネシウムの少ない
土壌へマグネシウムの補給のために使用されます。

有機石灰としては貝殻粉末、卵殻粉末など動物質原料の資材があります。
石灰資材の使用量は資材の種類や土壌の性質によって異なりますが、
土壌の表面に均一に散布して、すぐに作土全体に混ざるように耕します。
施用後2-3週間あけて土とよく反応させてから元肥等の
施肥作業に移ります。


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